一般社団法人熊谷青年会議所は20歳から40歳の熊谷地域に勤務している、または住んでいる人々からなる団体です。

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運動指針・各種宣言文

熊谷青年会議所運動指針(2022−2026)

運動指針(2022-2026)

【熊谷青年会議所運動指針の策定にあたって】
 新型コロナウイルス感染症の流行は、あらゆることがボーダーレス化している世界において、人々の生活様式に大きな変化をもたらし、価値観の多様化に拍車をかけました。また、SDGsといった国家の枠組みを越え、身の回りの取り組みから地球規模の問題解決を目指す目標も生み出されました。いわば世界と地域との距離が縮まったことで、身近な場面においても今までとは違った考えや価値観に接する機会が増え、今後もより一層その流れは進んでいくものと考えられます。
 一方で熊谷においては、依然として解決の糸口が見えない少子化による人口の減少や、高齢化による社会保障費の増大、地域間競争の激化などの問題が地域の未来に暗い影を落としています。世界規模での大きな変革期を迎え、これまでの価値観を見つめ直し、時代の変化や多様性を享受することができる、柔軟でしなやかな持続可能な地域づくりこそが、未来を明るく照らす光であると考えます。
 今、創始の想いを引き継ぎ行動する私たちがなすべきことは、多様性を活かすことで生まれる可能性によって未来に希望や期待をもたらすことであり、熊谷で暮らす人々が活きいきと日々の生活を送ることのできる「躍動し続けるまち」を創ることです。青年らしい視点を持ち、行動力を最大限に発揮し、課題を見つけ解決策を講じてまいります。
 熊谷青年会議所創立当初の設立趣意書には、「山積みしている現実の問題と若き青年の情熱と強い団結により漸次研究解決しよりよき郷土熊谷の建設と自己の修練と事業の隆昌を図りたいと思う」と謳われております。それから70年、戦災復興からの高度経済成長、バブルの崩壊や東日本大震災の発災など、移り変わる時代の中でも、先輩諸兄姉はこの創始の想いの下に地域の諸問題に向き合ってきました。私たちにも引き継がれているこの想いを次の世代へと継承していくために、本運動指針を策定します。


【彩りを調和させ「躍動し続けるまち熊谷」ヘ向けて実践する運動】
 「彩り」とは、このまちの多様性のことです。まちの多様性とは、市民一人ひとりや団体が持つ「個性」や、歴史、地域資産、暮らしや自然といった「文化」、そして経済の原動力となる様々な「産業」のことであり、このまちを形づくる色とりどりの独自の要素です。「調和」とは、まちの多様性が織りなす魅力を発見し、再認識し、高め、発揮させることです。そこで、私たちは2026年にかけて以下の運動を実践してまいります。

一、熊谷で暮らす人々を対象として、特に人格形成期にあたる子どもたちや若者に向けた、個性を活かしながら地域を良くしようとする想いや行動力を養う人材育成運動

一、熊谷で暮らす人々が生活に豊かさを実感するための、地域の文化を活かしたまちづくり運動

一、熊谷を存続させていくために、消費を刺激し、産業を促進する経済活性化運動これらの運動を様々な方向から時には包括的に組み合わせ実践していくことで、彩りを調和させ、躍動し続けるまち熊谷の創造を目指してまいります。



さらに、地域の未来に希望や期待を描けるようにするためには、そこに暮らす人々の地域に対する関心や愛着を高めていくことが必要となります。そこで熊谷を単なる出生地や居住地としての「地元」ではなく、居住期間に関わらず多様な人々が愛着を抱く故郷としての「ジモト」として捉えていただけるような、「熊谷ジモト化プロジェクト」を継続的な運動として実践してまいります。


【運動の推進力を高めるために】
 熊谷には地域に対して愛着を抱き、地域のために活動する多くの市民活動団体や、企業、個人が存在します。私たちはこれまでそうした方々と社会関係資本の構築を目指し、協力関係を築いてきました。その結果、青年会議所だけでは実現することのできない事業の実施や、運動の広がりにつながりました。これまでの経験を活かしつつ、今後も広く地域内外の様々な方々と協力関係を結び、パートナーシップを構築してまいります。
 また、私たちの運動は地域や市民に対してより良い変化をもたらすものでなくてはなりません。そのためには、多くの市民の方々に私たちの組織や活動について知っていただく必要があります。戦略的な広報活動を通じて事業をより効果的なものとするとともに、市民の方々にとって価値のある組織として、地域に根ざした運動展開を進めてまいります。


【時代に即した組織であるために】
 私たち熊谷青年会議所は、地域に根ざした青年たちによって自分たちの地域を良くしていこうと活動する団体です。同時に、メンバーに多種多様な機会を提供することで自身や自企業、家族に対しても良い変化をもたらすことのできる人材を育成する団体です。限られた時間の中で、この機会を最大限に活かしメンバー自身の青年としての能力の向上に努めてまいります。
 また、これまで先人たちが築いてきた多くの実績と、積み重ねてきたノウハウを活かし、今だからこそできる運動を構築し実践してまいります。そして常に何事にも本質を見極める姿勢を持ち、変化を恐れず、時代に即したシステムや価値観に基づく組織づくりを実践してまいります。


JCIクリード

JCIクリード

JCI Mission

JCI Mission

JCI Vision

JCI Vision

JC宣言(2020年JC宣言)

JC宣言(2020年JC宣言)

綱領

綱領

SDGs宣言

SDGs宣言

日本の青年会議所は、2004年から国連ミレニアム開発目標(UN MDGs)達成にむけた運動の歴史があり、2015年11月に開催されたJCI世界会議金沢大会の総会において、各国家青年会議所の会頭と共に、国連の掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて積極的に取り組んでいくことを表明する「金沢宣言」を採択しました。この採択により、全国各地でSDGs推進の気運が高まり運動が広がってきたなか、2030年のSDGs達成にむけて、今まで以上に公益社団法人日本青年会議所と各地会員会議所の連携を強め、外部のパートナーと共に、地域をより良く変え、地球規模課題の解決を加速させていく必要があります。

JCIがSDGsを推進する意義:
恒久的世界平和の実現を目指す組織であるJCIにとって、SDGsは地球規模課題を明確にしたものであり、その解決は自由で開かれた包摂的かつ持続可能な未来社会へとつながっていきます。

日本の青年会議所が推進する意義:
青年会議所は明るい豊かな社会を築き上げるために、全国各地で社会課題を解決すべく運動してきました。この運動をSDGsにより可視化することで未来は見える形となり、目指すものを多くの人々と共有することができます。SDGsの達成に向けた運動は、社会の改善から経済の持続的な発展につながります。

関東地区宣言

関東地区宣言

「躍動し続けるまち熊谷」創造宣言

「誇りある地域 熊谷」創造宣言

設立趣意書

『創立当初の設立趣意書』 および 『一般社団法人熊谷青年会議所移行の趣意』 (※クリックでPDF表示)

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